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佐久間象山
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さくまぞうざん
ふりがな文庫
“
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)” の例文
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)
先生を崇拝して、
省諐録
(
せいけんろく
)
を死ぬるまで
傍
(
そば
)
に置いていた。爺いさんは、「なんとかいう、歌を四角な字ばかりで書いてある本」
蛇
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
もう一つは真の開国派で、ふるくは
安藤昌益
(
あんどうしょうえき
)
、佐藤
信淵
(
のぶひろ
)
から、渡辺
崋山
(
かざん
)
、
高野長英
(
たかのちょうえい
)
を経て、ペリー来航当時は
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)
、橋本左内などがその代表者であった。
黒船来航
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
拙者は、長州の
藩士
(
はんし
)
、
金子重輔
(
かねこじゅうすけ
)
という者。この松代藩で有名な
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)
先生の名をお
慕
(
した
)
いして、
遙々
(
はるばる
)
、江戸から廻り道して立ち寄ったが、
生憎
(
あいにく
)
、象山先生は御不在、むなしく帰って来たところだ
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
左様——蘭学で
箕作阮甫
(
みつくりげんぽ
)
、
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)
などというところが大家だったね、それから黒田の
永井青崖
(
ながいせいがい
)
というのがなかなか出来た、大阪には
緒方洪庵
(
おがたこうあん
)
という先生がいたが、それらはみんな蘭学が主で
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
佐
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
象
常用漢字
小5
部首:⾗
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“佐久間”で始まる語句
佐久間町
佐久間信盛
佐久間盛政
佐久間玄蕃
佐久間玄蕃允
佐久間
佐久間左京
佐久間甚九郎
佐久間勢
佐久間某