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住古
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すみふる
ふりがな文庫
“
住古
(
すみふる
)” の例文
それに引換へて父の世より
住古
(
すみふる
)
せし我家の内の薄暗く書斎の
青燈
(
せいとう
)
影もおぼろに
床
(
とこ
)
の花を照すさま何事にもかへがたく
覚初
(
おぼえそ
)
めたるがためのみ。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
或日主人は外から帰って見ると先祖代々
住古
(
すみふる
)
した邸宅は一見
新
(
あらた
)
に
建直
(
たてなお
)
されたのかと思うばかりその古びた外観を
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
然しそれとても其の土地に
住古
(
すみふる
)
したものゝ間にのみ通用されべき名前であつて、東京市の市政が認めて以て
公
(
おほやけ
)
の町名となしたものは恐らくは一つもあるまい。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
しかしそれとてもその土地に
住古
(
すみふる
)
したものの間にのみ通用されべき名前であって、東京市の市政が認めて以て
公
(
おおやけ
)
の町名となしたものは恐らくは一つもあるまい。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“住”で始まる語句
住居
住
住家
住吉
住持
住所
住人
住職
住宅
住処