“覚初”の読み方と例文
読み方割合
おぼえそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに引換へて父の世より住古すみふるせし我家の内の薄暗く書斎の青燈せいとう影もおぼろにとこの花を照すさま何事にもかへがたく覚初おぼえそめたるがためのみ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)