“低語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さゝやき66.7%
ささや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝この豫言を忘るゝなかれ、もしわが低語さゝやき汝の誤解を招けるならば、この後まことの事汝にこれをときあかすべし 四六—四八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我は清らかに石より石と傳ひ下りて己が源のゆたかなるを示す流れのとある低語さゝやきを聞くとおぼえき 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そして肩のうしろより低語ささやき、なげきは見えざる玩具おもちやを愛す。猫の瞳孔ひとみがわたしの映畫フヰルムの外で直立し。朦朧なる水晶のよろこび。天をさして螺旋に攀ぢのぼる汚れない妖魔の肌の香。
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃 (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)