低語さゝやき)” の例文
汝この豫言を忘るゝなかれ、もしわが低語さゝやき汝の誤解を招けるならば、この後まことの事汝にこれをときあかすべし 四六—四八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我は清らかに石より石と傳ひ下りて己が源のゆたかなるを示す流れのとある低語さゝやきを聞くとおぼえき 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かの鷲の低語さゝやきは、待つ間もあらず頸を傳ひて——そがうつろなりしごとく——のぼり來れり 二五—二七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)