“仲達”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうたつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この会議でも、関羽の名を恐れおびえた人々は、早くも魏王宮の遷都説まで叫んだが、司馬懿しばい仲達ちゅうたつが立って、その不可を論じ
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即ち「死せる孔明こうめい生ける仲達ちゅうたつを走らす」のである。孔明は智謀神の如き人である。司馬仲達しばちゅうたつもまた同様な偉い人物ではあるが、孔明を恐るる事甚だしい。
よしないことを其方が言うものだから、わしが仲達ちゅうたつの憂目を見せられる
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)