“仮現(けげん)” の例文
仮現(けげん)の此界(さかひ)にてこそ聖慮安らけからぬ節もおはしつれ、不堅如聚沫(ふけんによじゆまつ)の御身を地水火風にかへし玉ひつる上は、旋転如車輪(せんでんによしやりん)の御心にも和合動転を貪り玉はで、隔生即忘(かくしやうそくまう)、焚塵即浄(ふんぢんそくじやう)
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
夜の自然は一切を平等にして、山とか海とかに仮現(けげん)する異性を失わせる。
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
光明(こうみょう)と仮現(けげん)との中に存在したものは、悉(ことごと)く
仮現(けげん)の形。虚妄(こもう)の詞。