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仮名
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けみょう
ふりがな文庫
“
仮名
(
けみょう
)” の例文
旧字:
假名
しかし、長安のほうに渡すのが
至当
(
しとう
)
か、五
菩薩
(
ぼさつ
)
の
仮名
(
けみょう
)
をつかってでてきた者にわたしたほうがいいものか、
双方
(
そうほう
)
のあいだにはさまって、まったくとうわくの顔色だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あのくらいに出来る人なれば相当に名ある者に相違あるまい。はて、あの時は何と名乗った……おおそれ、吉田なにがしというたが……吉田なにがしと申す剣客はあまり聞かぬ……
仮名
(
けみょう
)
ではあるまいか」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ははあ、それは六波羅の放免で、
仮名
(
けみょう
)
を当麻の八荒坊ととなえている者でしょう」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では、単福というのは、徐庶の
仮名
(
けみょう
)
であったか」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“仮名”の意味
《名詞》
仮 名(かめい、かりな)
(カメイ)本名を隠す必要があるとき、仮に付けた名前。仮称。
(ケミョウ) 武士などが実名の他に烏帽子親が、付ける名前。通称。
(ケミョウ) 仏教で実体がないものに仮に付けた名前。
かな(カナ)の漢字表記。
(出典:Wiktionary)
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“仮名”で始まる語句
仮名垣魯文
仮名遣
仮名文
仮名文字
仮名手本
仮名床
仮名交
仮名書
仮名違
仮名使