トップ
>
仮名
>
かりな
ふりがな文庫
“
仮名
(
かりな
)” の例文
旧字:
假名
実は、単福と申す名は、故郷の難をのがれてきたときの
仮名
(
かりな
)
です。まこと私は、
潁上
(
えいじょう
)
の生れ
徐庶
(
じょしょ
)
、
字
(
あざな
)
を
元直
(
げんちょく
)
と申すものです。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私にこの話を聞かしてくれた
仮名
(
かりな
)
の山田三造君は、最後にこんなことを云った。
雨夜草紙
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ここにある、十八尺とは、誰の
仮名
(
かりな
)
か知らんが、大石殿の後を
尾行
(
つけ
)
て、赤穂まで下ったとみえる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こういう急場となるとつい、格外というかれの
仮名
(
かりな
)
は忘れてしまった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“仮名”の意味
《名詞》
仮 名(かめい、かりな)
(カメイ)本名を隠す必要があるとき、仮に付けた名前。仮称。
(ケミョウ) 武士などが実名の他に烏帽子親が、付ける名前。通称。
(ケミョウ) 仏教で実体がないものに仮に付けた名前。
かな(カナ)の漢字表記。
(出典:Wiktionary)
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“仮名”で始まる語句
仮名垣魯文
仮名遣
仮名文
仮名文字
仮名手本
仮名床
仮名交
仮名書
仮名違
仮名使