令旨れいし)” の例文
故に、令旨れいしを下して、その罪をお責めになる必要がありましょう。不問に附しておくべきではありません
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう一つ宮家としてのご計画には、昔から宮方の味方として、忠烈の義士を輩出させている、十津川一帯の豪族や、吉野、熊野、高野の衆徒に、令旨れいしを伝えて味方につけ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大納言公任卿きんとうきやう朗詠集らうえいしふに入れられたる菅家の詩に「送ルハスコトヲ舟車唯別残鴬トニ落花モシ使シテ韶光ラシメバ今𫕟旅宿在詩家」此御作は 延喜帝いまだ東宮とうぐうたりし時令旨れいしありて一時ひとゝきの間に十首の詩を
「やがてご令旨れいし四方に飛び、勤王の諸将雲のごとくに起こり……」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大納言公任卿きんとうきやう朗詠集らうえいしふに入れられたる菅家の詩に「送ルハスコトヲ舟車唯別残鴬トニ落花モシ使シテ韶光ラシメバ今𫕟旅宿在詩家」此御作は 延喜帝いまだ東宮とうぐうたりし時令旨れいしありて一時ひとゝきの間に十首の詩を