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仕立卸
ふりがな文庫
“仕立卸”の読み方と例文
読み方
割合
したておろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したておろ
(逆引き)
仕立卸
(
したておろ
)
しのフロックに縞ズボンという、リュウとした礼服姿をしていたが、どうしたものか、顔の色が瀬戸物のように真青で、眉が垂直に逆立って
霊感!
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
びっこで、
鼻
(
はな
)
くたの、薄気味悪いお客さまだ。しかし、
仕立卸
(
したておろ
)
しの
合
(
あい
)
トンビを初め、服装が
仲々
(
なかなか
)
立派なので、少々片輪者でも、宿の者は
鄭重
(
ていちょう
)
に取扱った。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小林はホームスパンみたようなざらざらした
地合
(
じあい
)
の
背広
(
せびろ
)
を着ていた。いつもと違ってその
洋袴
(
ズボン
)
の折目がまだ少しも
崩
(
くず
)
れていないので、誰の眼にも
仕立卸
(
したておろ
)
しとしか見えなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
仕立卸(したておろ)の例文をもっと
(6作品)
見る
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
卸
常用漢字
中学
部首:⼙
9画
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夢野久作