“仏語”のいろいろな読み方と例文
旧字:佛語
読み方割合
ぶつご50.0%
ふつご40.0%
フレンチ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに一切の仏語ぶつごはその概念的固定から救われるのである。そうして仏弟子は、仏語の概念的繋縛から離れて、融通無礙ゆうずうむげなる生きた真理に面接するのである。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
しかし仏語ふつご独逸ドイツ語も少しずつは通じるようになっている。この少壮者の間に新しい文芸が出来た。
沈黙の塔 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
うちの——兄さん(これは千鶴子の婿養子と定まれる俊次しゅんじといいて、目下外務省に奉職せる男)なんか、外交官の妻になるには語学が達者でなくちゃいけないッて、仏語フレンチを勉強するがいいの
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)