“ぶつご”の漢字の書き方と例文
語句割合
仏語100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山門に限らず仏語ぶつごには漢音の用語多し。さてこの句のあたいを論ぜんに、もとより余韻ある句にあらねど一句のしまりてたるみなき処名人めいじんの作たるに相違なく、た冬至の句としては上乗の部に入るべし。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
仏語ぶつごで形容すれば絶えず火宅かたくを受けて、夢の中でさえいらいらしている。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)