介隈かいわい)” の例文
わけても妾の兄御前ごぜん二人は、此程引続きて悩乱のていとなり、長兄は介隈かいわいの墓所をあばき、次兄は妾を石にて打たむと仕るなぞ、恐ろしき事のみ致したるはて、相次ぎて生命いのちを早め侍りしばかりにて
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)