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亡魂
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なきたま
ふりがな文庫
“
亡魂
(
なきたま
)” の例文
九泉に堕つる涙まことこもりて、再び
亡魂
(
なきたま
)
をや還しぬべき。しかすがに亡き人の神気すでに散じたれば、
猝
(
にはか
)
にわれ等と
談
(
かたら
)
ひ難くや
『聊斎志異』より
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
お松がいま言うた九重の
亡魂
(
なきたま
)
でなければ、竜之助の身の中から湧いて出る
悪気
(
あっき
)
。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
住家
(
すみか
)
なく
彷徨
(
さまよ
)
ひ歩く
亡魂
(
なきたま
)
の
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“亡魂”の意味
《名詞》
亡魂(ぼうこん)
死者の魂。成仏できない魂。亡霊。霊魂。
(出典:Wiktionary)
亡
常用漢字
小6
部首:⼇
3画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“亡”で始まる語句
亡
亡骸
亡者
亡父
亡母
亡兄
亡霊
亡妻
亡夫
亡人