“なきたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亡魂60.0%
泣給20.0%
陰魂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お松がいま言うた九重の亡魂なきたまでなければ、竜之助の身の中から湧いて出る悪気あっき
熊野みたきと泣給なきたまひけり 翁
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
兄長このかみ今夜こよひ菊花のちかひわざわざ来る。一〇九酒殽しゆかうをもて迎ふるに、再三あまたたびいなみ給うて云ふ。しかじかのやうにてちかひそむくがゆゑに、みづかやいばに伏して陰魂なきたま百里を来るといひて見えずなりぬ。