“井深”の読み方と例文
読み方割合
いぶか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井深いぶかは日曜になると、襟巻えりまき懐手ふところでで、そこいらの古道具屋をのぞき込んで歩るく。そのうちでもっともきたならしい、前代の廃物ばかり並んでいそうな見世みせっては、あれの、これのとひねくりまわす。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)