五十稲荷ごとおいなり)” の例文
南校なんこはらとは、大学南校のあった跡だと後に知った。草ぼうぼうとして、あるよい、小川町の五十稲荷ごとおいなりというのへ連れてってもらった帰りに、原で人魂ひとだまというのを見た。
五十稲荷ごとおいなりの縁日へでも連れて行ったら、目を廻すよ」といわれました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)