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中童子
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ちゅうどうじ
ふりがな文庫
“
中童子
(
ちゅうどうじ
)” の例文
内供の鼻を
粥
(
かゆ
)
の中へ落した事のある
中童子
(
ちゅうどうじ
)
なぞは、講堂の外で内供と行きちがった時に、始めは、下を向いて
可笑
(
おか
)
しさをこらえていたが、とうとうこらえ兼ねたと見えて
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一度この弟子の代りをした
中童子
(
ちゅうどうじ
)
が、
嚏
(
くさめ
)
をした拍子に手がふるえて、鼻を
粥
(
かゆ
)
の中へ落した話は、当時京都まで
喧伝
(
けんでん
)
された。——けれどもこれは内供にとって、決して鼻を苦に病んだ
重
(
おも
)
な理由ではない。
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風