中人ちゅうにん)” の例文
馴合なれあい中人ちゅうにんが段々取持とりもつような風をして、果ては坊主の代りに酒やにわとりを買わして、一処に飲みながら又ひやかして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
彼処あすこの喧嘩の中人ちゅうにん這入へえって謝ってくれと頼まれ、なけえ這入り、出刃庖丁でジョキ/\遣られた事も有って、何のくれえ親父が苦労をしたか知れねえが、三年あとに親父が死ぬ時に