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両股
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りょうもも
ふりがな文庫
“
両股
(
りょうもも
)” の例文
旧字:
兩股
両股
(
りょうもも
)
のあたりまで、真っ青な水の中へ浸けて、腹や足一杯に
藻草
(
もぐさ
)
を絡ませながら、竿を立てていた小作人が、その感触でわかるものでしょう、突然に顔色を変えました。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
寝像の悪いナオミは、
掻
(
か
)
い巻きをすっかり剥いでしまって、
両股
(
りょうもも
)
の間にその
襟
(
えり
)
を挟み、乳の方まで
露
(
あら
)
わになった胸の上へ、
片肘
(
かたひじ
)
を立ててその手の先を、あたかも
撓
(
たわ
)
んだ枝のように載せています。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌