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不具者
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かたはもの
ふりがな文庫
“
不具者
(
かたはもの
)” の例文
一方の眼は
焮衝
(
きんしやう
)
を起して、そつちの方も矢つ張りお見えになりません。あの方は、もうどうすることもお出來になりません。まつたく——
盲目
(
めくら
)
で
不具者
(
かたはもの
)
なのですから。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
この男には「自分は
不具者
(
かたはもの
)
、自分は普通の人間と肩を並べることが出来ぬ不具もの」といふ考が、
小児
(
こども
)
の中からその頭脳に
浸
(
し
)
み込んで居て、何かすぐれた事でも為ようと思ふと
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
三国屋
(
さんごくや
)
の亭主といふのは、長らく役場の
使丁
(
こづかひ
)
をした男で、
身長
(
せたけ
)
が五尺に一寸も足らぬ
不具者
(
かたはもの
)
、齢は四十を越してゐるが、髯一本あるでなし、額の小皺を見なければ、まだホンの小若者としか見えない。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
愛嬌のある
不具者
(
かたはもの
)
=絞首台氏のそのほとり
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
重右衛門も
流石
(
さすが
)
に二の足を踏んだに相違ないが、余りに人から
執念
(
しふね
)
く勧めらるゝので、それでは何うか好いやうにして下され、私等は、ハア、どうせ
不具者
(
かたはもの
)
でごすでと言つて承知して
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
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愛嬌のある
不具者
(
かたはもの
)
=絞首台氏のそのほとり
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“不具”で始まる語句
不具
不具物
不具車
不具根性
不具退転