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下総守
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しもうさのかみ
ふりがな文庫
“
下総守
(
しもうさのかみ
)” の例文
旧字:
下總守
松平
下総守
(
しもうさのかみ
)
様の
高塀
(
たかべい
)
が三味線堀のさざなみに揺れて、夜露に翼を光らせたぬれ燕が、つうっ、ついと白い腹をひらめかせている。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
(第三)まもなく内匠頭の親友である戸沢
下総守
(
しもうさのかみ
)
と小笠原
長門守
(
ながとのかみ
)
が浅野邸へやってきて、上野介は
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
な男であるから
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
一、
立花左近将監
(
たちばなさこんしょうげん
)
様。
伊豆大島
(
いずおおしま
)
一円。松平
下総守
(
しもうさのかみ
)
様、
安房
(
あわ
)
上総
(
かずさ
)
の両国。その他、
川越
(
かわごえ
)
城主松平
大和守
(
やまとのかみ
)
様をはじめ、万石以上にて諸所にお堅めのため出陣の御大名数を知らず。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
忍
(
おし
)
の城主成田
下総守
(
しもうさのかみ
)
氏長も子息氏範と共に精兵五百余騎をしたがえて去り、城に残った兵はわずかに三百そこそこだった、あとは老人と幼弱者と婦人たちだけで、もちろん武器も足りなかった。
日本婦道記:笄堀
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
小原
下総守
(
しもうさのかみ
)
、同じく丹後守。跡部尾張、同子息。安部加賀守。
鱗岳
(
りんがく
)
長老。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
総
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“下総守”で始まる語句
下総守様
下総守詮芳