“下矢切”の読み方と例文
読み方割合
しもやぎり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善吉の話によると、安蔵は去年の春の彼岸ちゅうにふな釣りに出た。近所の釣り場所は大抵あさり尽くしているので、柴又しばまた帝釈堂たいしゃくどうから二町ほど離れた下矢切しもやぎりの渡し場の近所まで出かけたのである。
半七捕物帳:51 大森の鶏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)