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上身長
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うわぜい
ふりがな文庫
“
上身長
(
うわぜい
)” の例文
上身長
(
うわぜい
)
があって肥えている。そう云う女が土塀に添って、一人で立っている姿が見えた。
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
南部集五郎だ、年の頃は二十七、八、
赧
(
あか
)
ら顔で大兵肥満、
上身長
(
うわぜい
)
があって立派である。眉太く、眼は
円
(
つぶら
)
、鼻梁長く、口は大きい。眉の間に二本の縦皺、これがあるために陰険に見える。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そういう露路を
背後
(
うしろ
)
にして、露路口に立っている碩寿翁の姿は、その長い髯に、頑丈な肩に、秀れた
上身長
(
うわぜい
)
に、老将軍らしい顔に、青白い月光を真っ向に浴びて、茶人とか
好奇家
(
こうずか
)
とか大名の隠居とか
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟