“上糝粉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じやうしんこ50.0%
じょうしんこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「でも、上糝粉じやうしんこで拵へて色を差したやうな可愛らしい娘が殺されてゐるのを見ると、あつしは無闇に腹が立ちますよ。このまゝ土に埋めてしまつちや、もつたいないやうな氣がして」
摺粉すりこか、上糝粉じょうしんこか、そんなものを甘くして、優に一昼夜の吸引に堪え得るようにしてある。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)