“三形王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みかたのおおきみ50.0%
ミカタノオホキミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが彼の心は、瞬間明るくなって、先年三形王みかたのおおきみの御殿でのうたげくちずさんだ即興が、その時よりも、今はっきりと内容を持って、心に浮んで来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
馬上の主人も、今までソレばかり考へて居た所であつた。だが彼の心は、瞬間明るくなつて、先年三形王ミカタノオホキミの御殿でのウタゲクチズサんだ即興が、その時よりも、今はつきりと内容を持つて、心に浮んで来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)