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一調子
ふりがな文庫
“一調子”の読み方と例文
読み方
割合
ひとちょうし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとちょうし
(逆引き)
彼は
須永
(
すなが
)
の口から
一調子
(
ひとちょうし
)
狂った
母子
(
おやこ
)
の関係を聞かされて驚ろいた。彼も国元に一人の母を
有
(
も
)
つ身であった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかしその後はまたどうしても聴いていられなかった。
先刻
(
さっき
)
から
一言葉
(
ひとことば
)
ごとに
一調子
(
ひとちょうし
)
ずつ高まって来た二人の
遣取
(
やりとり
)
は、ここで絶頂に達したものと
見傚
(
みな
)
すよりほかに
途
(
みち
)
はなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼は笑うたびに
一調子
(
ひとちょうし
)
ずつ余裕を生じて来た。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一調子(ひとちょうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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