一詞ヒトコト)” の例文
まことに唯一詞ヒトコトタウの姫すら思ひ設けなんだコトバが、匂ふが如く出た。貴族の家庭の語と、凡下ボンゲの家々の語とは、すつかり變つて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
まことに唯一詞ヒトコトタウの姫すら思ひ設けなんだコトバが、匂ふが如く出た。貴族の家庭の語と、凡下ボンゲの家々の語とは、すつかり変つて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
まことに唯一詞ヒトコトタウの姫すら思ひ設けなんだコトバが匂ふが如く出た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「よごとにも一詞ヒトコト、あしきことにも一詞、ことさかの神」
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)