トップ
>
一臠
>
ひときれ
ふりがな文庫
“
一臠
(
ひときれ
)” の例文
しかもその日、晩飯を食わせられる時、道具屋が、めじの刺身を
一臠
(
ひときれ
)
箸
(
はし
)
で挟んで、鼻のさきへぶらさげて、東京じゃ、これが一皿、じゃあない、一臠、
若干金
(
いくら
)
につく。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ラサという所はラマだの
糸瓜
(
へちま
)
だのといいながら、
夜叉
(
やしゃ
)
や
郎苦叉鬼
(
ラクシャキ
)
のように肉を山のように積んで、俺達に
一臠
(
ひときれ
)
もくれんで自分ばかり喰って居る。こんな所は極楽も
糸瓜
(
へちま
)
もあったもんじゃない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
臠
漢検1級
部首:⾁
25画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥