一線ひとすぢ)” の例文
かく大いなる圓形の光も神よりいづる一線ひとすぢの光に過ぎず、プリーモ・モービレの天はこの光を受けてその生命(運行)と力(下方に及ぼす影響)とを得
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
水平線のかがやきはぎんを流して一線ひとすぢに。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
そが見ゆるかぎりはみな、プリーモ・モービレの頂より反映てりかへ一線ひとすぢの光(かの天この光より生命いのちと力とを受く)
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
灰と赤ののこぎりのギザ/\雲が一線ひとすぢ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
是故に、萬物の中に滿つる聖意みこゝろの光のたゞ一線ひとすぢならざるをえざる我等の視力は 五二—五四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)