トップ
>
一汁
>
いちじゅう
ふりがな文庫
“
一汁
(
いちじゅう
)” の例文
弁兆は食膳の
吟味
(
ぎんみ
)
に心をくばり、
一汁
(
いちじゅう
)
の風味にもあれこれと工夫を命じた。団九郎の坐禅諷経を
封
(
ふう
)
じて、山陰へ木の芽をとらせに走らせ、又、
屡〻
(
しばしば
)
蕎麦
(
そば
)
を打たせた。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
けれども青砥は、決して
卑
(
いや
)
しい
守銭奴
(
しゅせんど
)
ではない。質素倹約、
清廉
(
せいれん
)
潔白の官吏である。
一汁
(
いちじゅう
)
一菜
(
いっさい
)
、しかも、日に三度などは食べない。一日に一度たべるだけである。それでもからだは丈夫である。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥