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一夏
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いちげ
ふりがな文庫
“
一夏
(
いちげ
)” の例文
是は阿波の鳴門に
一夏
(
いちげ
)
を送る僧にて候。さても此浦は平家の一門果て給ひたる所なれば痛はしく存じ、毎夜此磯辺に出でて御経を読み奉り候。
お伽草紙
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
美濃
(
みの
)
の国の
六
竜泰寺
(
りようたいじ
)
に
七
一夏
(
いちげ
)
を
満
(
みた
)
しめ、此の秋は奥羽のかたに住むとて、旅立ち給ふ。ゆきゆきて
下野
(
しもつけ
)
の国に入り給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ハクラクの香炉峰は
姑
(
しばら
)
く問わず、兎に角避暑地たるクウリンは
一夏
(
いちげ
)
を消するのに足る処らしい。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
是は阿波の鳴門に
一夏
(
いちげ
)
を送る僧にて候。さても此浦は平家の一門果て給ひたる所なれば痛はしく存じ、毎夜此磯邊に出でて御經を讀み奉り候。
お伽草紙
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥