“を”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あぶら14.3%
あゆみ14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
まカ14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マリアのふさぎて膏あぶらぬりし疵——これを開きこれを深くせし者はその足元なるいと美しき女なり 四—六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
こは盜む火の罪人等の同囚なかまなりといへり、さればみらるゝ如く我こゝに罰をうけてこの衣を着、憂ひの中に歩あゆみすゝむ 一二七—一二九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
戦ニて命をとし候者の数ハ、前後八十名ばかりニて、蔵ハ八九度も戦場に弾丸矢石ををかし候得ども、手きずこれなく此ころ蔵がじまん致し候ニハ、戦にのぞみ敵合三四十間ニなり
さよなかに友よぶ千鳥物念ものもふとわびるときに鳴きつゝもとな (巻四、相聞、大神女郎)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
外では雪がこんこんこんこん降り、酒呑みに出掛けた人たちも、停車場まで行くのはやめたらうと思はれたのです。
耕耘部の時計 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
其ひまカニ隣家の家をたゝき破り、うしろの町ニ出候て、薩の伏屋鋪ニ引取申候。唯今ハ其手きず養生中ニて、参上とゝのハず何卒、御仁免奉願候。何レ近〻拝顔万奉謝候。謹言々。
何レ近間ニ候得バ、さらにあだ射不仕候得ども、玉目少く候得バ、手をいながら引取候者四人御座候。