“声援”の読み方と例文
読み方割合
せいえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ、槍術家そうじゅつかがわの者と、剣道方けんどうがたの者とが、しぜん、おのれのよるところへおもわずはっした声援せいえんと思われたが、それも、ただ一こくにして、パッタリとしずまる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五万の群集は熱狂ねっきょう的な声援せいえんを送ったが、時すでおそく、一艇身半をへだてて伊太利は決勝線にんだ。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
私も世田谷代田だいたまでさすらえた。博雄は、そこの公立小学校に入れてもらった。先生達が赤旗をもって、威勢よく皇居前広場へ行く。子供たちは校門で、これを声援せいえんする。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)