“熱狂”の読み方と例文
読み方割合
ねっきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文字通りの熱狂ねっきょう的な歓送のなか、名も知られぬぼくなどにまで、サインをたのみにくるおじょうさん、チョコレェトや花束はなたばなどをくれる女学生達。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
やがて、マイダーノフが自作の詩を朗読すると、マレーフスキイは大げさな熱狂ねっきょうぶりでもってめそやした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
そして何か云おうとしたようでしたが、あんまり嬉しかったと見えて、もうなんにも云えず、ただおろおろと泣いてしまいました。信者たちはまるで熱狂ねっきょうして、歓呼拍手しました。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)