“ミオヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:みおや
語句割合
御祖61.5%
御母38.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ寤めて問ひ給ひしかば、爾時ソノトキに「御津ミアサキ」と申しき。その時何処を然言ふと問ひ給ひしかば、即、御祖ミオヤの前を立去於坐タチサリニイデマして、石川渡り、阪の上に至り留り、此処と申しき。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
カレその母に、愁い申す時に、御祖ミオヤの答えて曰く、我が御世の事、能くこそ神習カミナラはめ、又うつしき青人草習えや、其物を償わぬ、と云いて其兄なる子を恨みて、乃ち其伊豆志イツシ河の河島の節竹ヨダケを取りて
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
その頃になつて、天眞宗豐祖父尊樣アメマムネトヨオホヂノミコトサマがおかくれになり、御母ミオヤ 日本根子天津御代豐國成姫ヤマトネコアマツミヨトヨクニナスヒメ大尊樣オホミコトサマがお立ち遊ばした。その四年目思ひもかけず、奈良の都に宮遷しがあつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃になつて、天真宗豊祖父尊様アメマムネトヨオホヂノミコトサマがおかくれになり、御母ミオヤ 日本根子天津御代豊国成姫ヤマトネコアマツミヨトヨクニナスヒメ大尊様オホミコトサマがお立ち遊ばした。その四年目思ひもかけず、奈良の都に宮遷しがあつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)