“ホロ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ほろ
語句割合
50.0%
母衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼ノ計ヲ用イテハカルハ彼ノ力ヲ以テ彼ヲホロボス也——です。願わくは太守には、何もご存じないていで、ふたたびご出陣と触れ、城外五十里ほど進み、すぐまた、急にお城へ取って返して下さい。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二十二日 北条高時ソノ他一族全滅、鎌倉幕府ホロブ。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母衣ホロの如くに負ひなして、もみに紅葉のさし傘は、母衣の山車ともまがはせて……。
由良助の成立 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一 進退何事モ母衣ホロノ者、使番次第トシ、其法ニ依ルベキ事
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)