“ハンカオ”の漢字の書き方と例文
語句割合
漢口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では、さっそくはじめます。……久我さん、あなたは昭和二年の春、漢口(ハンカオ)で開かれた汎太平洋労働会議に派遣されたまま、今日まで行衛不明になっていた岩船重吉(いわふねじゅうきち)さんでしょう」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
黄浦河を下り呉淞(ウースン)へ出、それから西して揚子江を溯(さかのぼ)り、鎮江(チンキャン)、南京(ナンキン)、蕪湖(ウーフー)、九江(キューキャン)、漢口(ハンカオ)、岳州(ヨウチョウ)、沙市(シャシ)の辺(あたり)へまで、旅行をしなければならなかったので、大いに勇気づいていたのでした。
ところが漢口(ハンカオ)では大いに信用を堕(おと)したよ。主人公が頻りに首を傾げているから通訳に訊いて見ると、この間来た日本の大官もこの詩を書いて行ったというのさ。悪いことは出来ないもんだね。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)