“スター”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明星25.0%
花形25.0%
女王12.5%
主星12.5%
少女12.5%
星女優12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまたま彼女が泰西たいせいの思想劇の女主人公となって舞台の明星スターとなったときに、丁度我国の思想界には婦人問題が論ぜられ、新しき婦人とよばれる若い女性たちの一団は、雑誌『青鞜せいとう』を発行して
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
橘之助きつのすけら、花形スターはみな興行を中止して帰京してしまつたため、あとへのこされた先代円馬(当時若手で立花家橘松きつまつ)が旅中すつかり難渋してのこの奇喜劇ではあつたのである。
落語家温泉録 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
「ああつまらないつまらない、もう一生合唱手コーラスだわ。いちど女王スターにしてくれたら、あしたは死んでもいいんだけど。」
ひのきとひなげし (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
女王スターのテクラが、もう非常な勇気で云いました。
ひのきとひなげし (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
貞奴に学問はなくとも、もすこし時代の潮流を見るのめいがあったならば、何処までも彼女は中央劇壇の主星スターであったであろう。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
少女スターに近付いて前に立つ。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
星女優スターは貞奴、一座の上置きには故藤沢浅二郎、松本正夫、故土肥庸元(春曙)の諸氏のほかに
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)