“エウロッパ”の漢字の書き方と例文
語句割合
欧羅巴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに就いては私も種々いろいろと考へたけれど、大きに思ふところもあるで、いつそあれは遣つてしまうての、お前はもすこしの事だから大学を卒業して、四五年も欧羅巴エウロッパへ留学して
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
早く早くとわめくを余所よそに、大蹈歩だいとうほ寛々かんかんたる老欧羅巴エウロッパ人は麦酒樽ビイルだるぬすみたるやうに腹突出つきいだして、桃色の服着たる十七八の娘の日本の絵日傘ゑひがさオレンジ色のリボンを飾りたるを小脇こわきにせると推並おしなら
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)