“をとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
90.9%
媒鳥9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暫らく經つて岩井町の桃谷鬼一郎の家へも、をとり姿の八五郎は聲を掛けました。桃谷鬼一郎はもう寢て居りました。
このをとりになるとり呼聲よびごゑは、春先はるさきから稽古けいこをしたこゑですから、たかそらはうまでよくとほりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
どこの村の男であらう 媒鳥をとりうそは啼かないで
閒花集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)