“をたけび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雄誥57.1%
男健14.3%
男建14.3%
雄詰14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知らずや、かゝる雄誥（をたけび）の、世に類（たぐひ）無く烏滸（をこ）なるを
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
かれ血沼の海といふ。其地（そこ）より𢌞り幸でまして、紀（き）の國の男（を）の水門（みなと）六に到りまして、詔りたまはく、「賤奴（やつこ）が手を負ひてや、命すぎなむ」と男健（をたけび）して崩（かむあが）りましき。
古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)
堅庭は向股（むかもも）に蹈みなづみ、沫雪なす蹶（く）ゑ散（はららか）して、稜威の男建（をたけび）七、蹈み建（たけ）びて、待ち問ひたまひしく、「何とかも上り來ませる」と問ひたまひき。
古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)
雄詰（をたけび）たかく手突矢の
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)