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わりばし
ふりがな文庫
“わりばし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
割箸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
割箸
(逆引き)
お粂が持って来て客と父との前に置いた膳の上には、季節がらの
胡瓜
(
きゅうり
)
もみ、
青紫蘇
(
あおじそ
)
、枝豆、それにきざみずるめなぞを酒のさかなに、
猪口
(
ちょく
)
、
割箸
(
わりばし
)
もそろった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
割箸
(
わりばし
)
を添えて爺が手渡す
丼
(
どんぶり
)
を受取って、
一口
(
ひとくち
)
啜
(
すす
)
ると、
腥
(
なまぐさ
)
いダシでむかッと来たが、それでも二杯食った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
と古畳八畳敷、狸を想う
真中
(
まんなか
)
へ、
性
(
しょう
)
の抜けた、べろべろの
赤毛氈
(
あかもうせん
)
。四角でもなし、
円
(
まる
)
でもなし、
真鍮
(
しんちゅう
)
の
獅噛
(
しがみ
)
火鉢は、古寺の書院めいて、何と、灰に刺したは杉の
割箸
(
わりばし
)
。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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