“わきばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脇腹90.5%
傍腹4.8%
側腹2.4%
脅腹2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上、大工の半次は喜三郎がしやくにさはつてたまらないから、いきなり後袈裟うしろげさに斬つたことだらう。側に居たケチ兵衞は、脇腹わきばらを刺した
よく俗に袈裟けさがけということを言うがまさにそれで、右の肩から左乳下へかけてばらりずんとただの一太刀に斬り下げて見事二つになった胴体は左傍腹わきばら皮肌かわ一枚でかろうじて継がっていた。
牡丹ぼたんの花のようににじみ出して、首から側腹わきばらに及んでおりますが、恋の技巧以外に
馬は脅腹わきばらのところをピクピクさせながら、眼のところまで槽の中へ突っこんで、ぐるりについている秣のきれっぱしをめとろうとするが、馬の唇ではそれをつまみとることができない。
キャラコさん:10 馬と老人 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)