“わきっぱら”の漢字の書き方と例文
語句割合
脇腹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おい、戦利品せんりひんだ」私は、帆村の脇腹わきっぱらをつついて置いてから例の男の上衣うわぎから失敬したものを、卓子テーブルの下にソッと取り出した。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
鑑札のない女たちも、新貨幣のおかげで夜の脇腹わきっぱらから彼女のまどわしい横顔を藍色の夜にあらわした。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)