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ろくまいびょうぶ
ふりがな文庫
“ろくまいびょうぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
六枚屏風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六枚屏風
(逆引き)
しかしその
後
(
うしろ
)
に立てた
六枚屏風
(
ろくまいびょうぶ
)
の
裾
(
すそ
)
からは、
紐
(
ひも
)
で
束
(
たば
)
ねた西洋の新聞か雑誌のようなものの
片端
(
かたはし
)
が見えたので、私はそっと首を延して
差覗
(
さしのぞ
)
くと
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
相当に
凝
(
こ
)
った作りのこの造作を見廻し、関東風の
旅籠
(
はたご
)
との調度の比較などを試みているうちに、部屋の一隅に張りめぐらした
六枚屏風
(
ろくまいびょうぶ
)
に
屹
(
きっ
)
と酔眼を留めて、鋭く中を見込むようなこなしをやりました。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
父は出入りの
下役
(
したやく
)
、
淀井
(
よどい
)
の老人を相手に奥の広間、
引廻
(
ひきまわ
)
す
六枚屏風
(
ろくまいびょうぶ
)
の陰でパチリパチリ碁を打つ。折々は手を叩いて、
銚子
(
ちょうし
)
のつけようが悪いと怒鳴る。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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