“ろくまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禄米60.0%
六枚20.0%
碌米20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というのが、藩の財政逼迫ひっぱくで、長いあいだ藩士の禄米ろくまいが借上げになっていた。
四日のあやめ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
こと艇尾ていび兩瑞りようたん裝置さうちされたる六枚ろくまいつばさいうする推進螺旋スクリユー不思議ふしぎなる廻轉作用くわいてんさようあづかつてちからあること記臆きおくしてもらはねばならぬ。
もとより、われは一握り程の碌米ろくまいの為に、忠勤を抽出ぬきんでんとて武芸、学問を出精せるに非ず。半面鬼相にもあれ、何にもあれ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)