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禄米
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ろくまい
ふりがな文庫
“
禄米
(
ろくまい
)” の例文
「たわけッ、いのちに替えられぬとは何をいうかッ。いいや、なんのためにお
禄米
(
ろくまい
)
をいただいているのじゃ。もいちど行けいッ」
右門捕物帖:31 毒を抱く女
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
というのが、藩の財政
逼迫
(
ひっぱく
)
で、長いあいだ藩士の
禄米
(
ろくまい
)
が借上げになっていた。
四日のあやめ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「どうです。今の御心境のままを日常に持っては。——朝倉家に身を置くはいいが、わずかな
禄米
(
ろくまい
)
や小功を争って、
醜
(
みぐる
)
しい内争に
禍
(
わざわ
)
いされているよりは、こうして悠々と、生涯を
棹
(
さお
)
さしては」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山城守
道三
(
どうさん
)
は、養子の
義龍
(
よしたつ
)
に殺され、その義龍も去年病死したりして、美濃は
内紛
(
ないふん
)
に次ぐ内紛のみだれにあり、事実、小六への影響としても、道三の在世中は仕送っていた年々の
禄米
(
ろくまい
)
や何かの手当も
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禄
漢検準1級
部首:⽰
12画
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
“禄”で始まる語句
禄
禄高
禄仕
禄位
禄人
禄制
禄券
禄取
禄地
禄山