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らうり
ふりがな文庫
“らうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
牢裏
50.0%
浪裡
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牢裏
(逆引き)
それ故にこそは母の
眠
(
ねむり
)
をも
驚
(
おどろか
)
したてまつれ。只々
赦
(
ゆる
)
し給へと
潸然
(
さめざめ
)
と
哭
(
なき
)
入るを、老母いふ。
一一〇
牢裏
(
らうり
)
に
繋
(
つな
)
がるる人は夢にも
赦
(
ゆる
)
さるるを見え、
渇
(
かつ
)
するものは夢に
漿水
(
しやうすゐ
)
を飲むといへり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
武士らこれをとりもたせて、怪しかりつる事どもを
詳
(
つばら
)
に訴ふ。助も大宮司も
妖怪
(
もののけ
)
のなせる事をさとりて、豊雄を
責
(
さいな
)
む事をゆるくす。されど
二〇九
当罪
(
おもてつみ
)
免
(
まぬが
)
れず、
守
(
かみ
)
の
舘
(
みたち
)
にわたされて
牢裏
(
らうり
)
に
繋
(
つな
)
がる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
らうり(牢裏)の例文をもっと
(1作品)
見る
浪裡
(逆引き)
見ると、
白皙
(
はくせき
)
長躯、
浪裡
(
らうり
)
の
張順
(
ちやうじゆん
)
を思はせるやうな好い男、一とわたり、一座の騷ぎ呆れる顏をたそがれの色の中に見定めると、腹卷をクルクルと卷き直して、丸めた着物を小脇に掻い込むと
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
らうり(浪裡)の例文をもっと
(1作品)
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